第10回 生成AIオンラインサロンを開催しました~Claude Opus 5・Instagram実践講座・データ活用・MCPデモ~

8月14日の夜、横浜中小企業診断士会の月例無料イベント「生成AI活用オンラインサロン」の第10回を開催しました。お盆のど真ん中にもかかわらず、初参加の方や遠方からの参加もあり、にぎやかな会となりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
このサロンは、普段みんながどんな風にAIを使っているかを気軽に持ち寄る毎月開催の会です。今回で節目の第10回を迎え、この秋には1周年を迎えます。今回は講師陣にニューフェイスも加わり、3本立てでお送りしました。
① 最近のAI事情と、Instagram×生成AI実践講座のご案内(黒木さん)
トップバッターは、本サロンを立ち上げから支えてきた黒木さん。まずは最近のAI事情から。今一番のお気に入りはClaude Opus 5とのことで、「期待したとおりの成果物がほぼ確実に上がってくる。ダメ出しをする場面がほとんどない」と、毎日の実務での手応えを語ってくれました。複数のAIエージェントを並行で動かす「サブエージェント」活用も試験中とのことで、成果が見えてきたらサロンでご披露いただける予定です。楽しみですね。
そしてもう一つ、大きなお知らせが。このサロンから派生した初の有料セミナーとして、8月23日(日)15:00〜17:00にZoomで「【Instagram×生成AI】インスタ、もうネタ切れしない。2時間の実践講座」を開催します。単なる投稿の量産テクニックではなく、アカウント設計という土台から始め、ネタ出し・キャプション・リール台本の作り方、そして継続的にネタを回す仕組みまでを、プロンプトやテンプレートのプレゼント付きでお届けする内容です。「インスタをやっているけれど今ひとつ成果が出ない」という方や、支援先のSNS運用に関わる士業・支援機関の方にもおすすめです。ご関心のある方は、本サイトのお問い合わせページからお気軽にご連絡ください。
② 中小企業のためのデータ活用(中村さん)
続いて、今回初登壇の中村さん。ITコンサル出身で、大手アパレルの需要予測などデータ活用の最前線を歩んでこられた方です。「中小企業のためのデータ活用」と題して、AIだけに限らない広い視点からお話しいただきました。印象に残ったポイントをいくつかご紹介します。
- 生産性向上の鍵は「自動化(RPA)・AI・データ基盤」の3点セット。どれか単体ではなく、組み合わせることで拔本的な効果が出る
- RPAの実演では、Power Automateでマンションのカーシェア予約を自動化した実例を動画で紹介。さらに「遅いのでPythonで作り直したら圧倒的に速くなった」というオチ付き。そしてそのPythonコードも今や生成AIが書いてくれる——つまり「生成AIに作らせて動かせば、自動化の内製が現実的になる」
- 現在開発中の「経営診断プログラム」のデモも。業界分析・競合分析(Googleマップの口コミ取得)・財務分析から改善策までを一気に出力する意欲作で、「ほとんどコードを自分では書いていない」とのこと
- 開発の形が変わる。要件定義→設計→開発のウォーターフォールから、仮説を立てて作って試して直す高速サイクルへ。バリューチェーンの各活動(人事・調達・製造・マーケティング…)のほぼすべてですでにデータ活用の実例がある
「人間と仕事するよりAIのほうが楽な場面もある。会議で止まらず、どんどん前向きに進めてくれる」という小噂には一同苦笑い。質疑では「AIとの開発は要件が作りながら変わっていく。チームでやるには領域の切り分けやルール作りが課題」という実践的な議論に発展しました。
③ MCPでWordPressを動かしてみた(木村)
最後は私、木村から。先日当ブログでも紹介した「WordPressをMCPを使ってClaudeとつないでみた」の実演です。AIアシスタント(Claude)と自社のWordPressをMCPという共通規格でつなぐと、チャットで話すだけでブログの下書き作成からSEO設定、バックアップまでできるようになります。必要なのは無料プラグイン2つとAI専用のパスワード1本だけ。自分でプログラムを書く必要はありません。
そしてここで種明かしを一つ。今ご覧になっているこの記事の下書きは、当日の発表の中でAIがMCP経由で作成したものです。当日のメモと文字起こしをAIに渡し、下書き投稿・SEO設定までを自動で実行。その後、人間(私)が内容を確認・加筆して公開しています。「公開ボタンは人間が押す」——これがAIと安全に付き合うコツだと考えています。仕組みの詳細や導入手順は上記の解説記事をご覧ください。
おわりに
本サロンは毎月開催・参加無料のカジュアルな会です。「みんながどうAIを使っているか覚きたい」「自社でも試してみたい」という方のご参加を歓迎しています。また、生成AIの業務活用やデータ活用、今回のようなAI×WordPressの仕組みづくりについて、個別のご相談も承っています。お問い合わせページからお気軽にご連絡ください。
次回は9月開催予定です。8月23日のInstagram×生成AI実践講座とあわせて、どうぞお楽しみに!

